Congratulations!
舩木弘之選手
2002年5月6日 於 筑波サーキット Trans Echo ACT Class
優勝
型式 M900 周回 10
チーム PoINT-UP/teamFD.com 所要時間 10'48.993
天候 晴れ/DRY Km/h 114.824
コース長 2.07km Best Time 1'03.207/R2
funaki_photo
     
  ★Rider's COMMENT★

今回のトランスエコーは練習時にタイムが落ち込むばかりで、どんなにガムシャラに走っても1分5秒台止まりの近年に無い大スランプ!!
途方に暮れておりました。  前々日の練習でもタイムが戻りません。

某A級ライダーに「フロントサスとリアサスの動きが反発して喧嘩しているよ」と言われ、いつもスカスカのフロントサスに減衰をギッチリかけて180度の方向転換。もうヤケになって、レースを半分捨てました。

この際、練習と割り切ってタイヤを某メーカの旧型にして、テストもしたことも無いシート高がかなり高く硬いものを使用してみました。フォークの突出し、車高も変更。 走ったことの無い状態に適当にSETUP。

そして、予選がスタート!! ストレートが妙に振られる以外は、何とか乗れそうです。1周目、一応コースを確認。 2・3周目、他の車との車間を調整して計測開始を待ち。

4周目、普通に走行。 ?? 次の周PITから3秒5のボードがぁ!?
恐る恐る1コーナーをまわってS字コーナーからリーダーズボードのゼッケンを確認、自分のゼッケンが、1番てっぺんに・・・!?半信半疑で途中でやめてPITイン、結局3秒台は私だけでポールポジション。

気を取り直して、決勝はMT横山秀文選手を復活に導いたといわれる某ドイツ製タイヤを装着。しかし、その時とんでもない事実がぁ・・・!!

フロントホイールの装着の悪さにフォークの突出量を観てみると、あきらかに目盛りの線が1ライン違う!! という事は、左右でフォークの突出しが4mmもチグハグ。 その傾いた車体でポールとは、ウソのよう・・・

SETUPし直して決勝に挑みました。 そして、スタート・・・
みんなが、出て行きますが私のマシンが出て行きません。 見事にエンスト!!スグにセルを押してフロントをピョコピョコ跳ねながら1コーナーを大外回りで進入。そこで、数台を抜き去りS字で3位、1ヘアの進入で2位に浮上。1ヘアの立ち上がりでトップに並び、CXコーナーの進入でトップにたちました。

そして気が付くと、まわりに誰もいなくなっていたので、後は転ばぬように慎重に流しました。

結局、終わってみれば1分3秒2のコースレコードでした。自己の練習ベストにはコンマ4秒ほど及びませんが、とにかく勝てました。

いったい、あの苦悩は何だったのでしょう?
セッティングとは、いったい何なのでしょうか? 不思議な1戦でした・・・

次は、MTで自己ベストを目指してがんばります。
 
 

<<<--BACK-->>>