9月19日(日)
 うーん、どうも寝つけない..........おはようございます。何とか眠れたらしく、朝6時起床、7時にロビーへ!! いつものようにコンビニで朝飯を買いサーキットへ。
今日は決勝です。ふぁぁ〜なんか眠い(^^ゞ 気を引き締めていくです。とりあえず、昨日のように準備をはじめ、フリー走行開始を待つ。ライダーの小山さんはハイエースの中でイメージトレーニング中。ボクは..............。暇なんだな(^^ゞ バイクでも磨くかな(^-^; うん、なかなかピカピカでやす。
フリー走行の準備を進め、出動!..... とその時、なぜかボクが監督に呼ばれた・・・

 監督「忘れ物をしたから、ウォームアップ場まで押しっていってくれる?」
ボク「別にかまいませんが........」 内心は「構わなくない!」などと思いながら、ひどく緊張しつつドゥカ ティを押していく(T_T) もう半泣き状態だっ

 しばらくして、監督が到着。無事にバイクを運び終えたので、少々疲れ気味。(精神的にである.....)そこからピット裏のテントへ。なんと、そこには桜井ホンダのバイクとkawasakiのバイクがおいてあり.......さらにだっ!(力が入る)テントのなかで、そのkawasakiのバイクとファンデーションのドゥカティが並んで置いてあるではないか........ってそこまで運んだのはボクなんだけど(^-^; ちょ〜ドキドキっすよぉ〜 良いのかなぁ〜なんて思いながら・・・ドキドキ

 とりあえず、フリー走行までは時間有るし、しばらく250ccの走りを見ていた。うーん、 松戸直樹選手(チームゲッター時代の小山さんの後輩)はどうしているのだろう?うーんあまり調 子は良くないようだ(^^; 加藤大二郎選手を是非ブッチして欲しいけど........(私的で御免なさい。大二郎選手には恨みもねたみもございせんです。)どうだろう?.......話しによると今回DUNLOPタイヤが良くないようなことをチラッと聞いたけど(?)......ぜひ頑張って貰いたい。
PIT(仮設テント)にもどり、さぁー準備だ。タイヤウォーマーを外し、準備完了。がんばってぇいってらっしゃーぃ♪
小山師匠に、1コーナ進入〜1へアピンの立上りまでを見ていて欲しいと言われていたので、じっくりと見ることに...........昨日よりは、良くなっているなぁ〜などと思いながら、後は企業秘密(!?)。タイムは........あまり変わっていないけど少し楽に乗れているようだ。無事に、走行を終えて後は決勝を残すのみ。トラックに戻り最後の準備を行った。

 決勝の時間が近づく。すべての準備は終えた。PITに移動。タイヤウォーマを巻き付け、タイ ヤを暖める。小山さんも到着。ピット前のテントでは、井筒さんがドゥカティにまたがり、生見さ んと戯れている(まるで小動物のような二人・・・)。kawasakiの武石選手も遊びに来ている。なにやら、ドゥカティが気になるようで、kawasakiのメカニックの方とう●こ座りをしながら話をしている。とても不思議な光景(全日本ライダー放し飼いの図........言い過ぎですね)なので、 デジカメでパシャ!さすがに皆さんプロらしく、スタートするまでかなりリラックスムードだ(^^;(あんまりミニバイクと変わらないな(^-^; なんて思っちゃいました。)(そうそう、井筒選手の着メロは・・・なんとBOSSのメロディでした。ちゃーちゃらーちゃらちゃらちゃららーんって●〜* 実に欲しい一曲なんだな。誰か持っていたらドレミで教えてください)

 

 決勝間近、タイヤウォーマを外しピットロードにマシンを運ぶ。ボクは、スタンドを持ってピットロードへ・・・ん?なかなか来ない.....どうしたんだろう................5分後到着。何をしていたかはわからな いが、時間がかかった。ちょっと不安になってしまった。 まぁ、とにかく到着したのでスタンドを掛け、スタートまでの間、ウォーマでタイヤを暖める。その後ウォーミングアップランでグリッ ドにつくためにコースを一周してくる。僕らは、タイヤウォーマとスタンドを持ちグリッド側で待 機。小山さんが来た! すかさずスタンドを掛けて、タイヤウォーマを巻き付ける。(前回焦ってしまったが今回は速やかにおこなえた(^o^)v)この後しばらくは、選手紹介で時間がある。その時だ!.......... 小山さんがボクを呼んだ............なに、なんなのぉ〜?????

 小山さん「ごめん、このグローブ手に馴染んでないから、いつものをトラックから持ってきて、間にあったらでいいから.........」やや、不安げな表情。
ボク「まだ、時間ありますから任せてください♪」スクータで行けば恐らく間に合うはずだ。

 なるべく不安要素を取り除いて上げるのもピットクルーの努め、とトラックまでスクータで取りにいく。まだ時間は残っているのか不安だが、とりあえず急いだ。 ........グローブを見つけ、戻る。まだ、アナウンスが流れている....でもあまり時間はないだろう。 焦る.....スクータを降りグリッドまで走る。ぜぇぜぇ〜っ 間に合った!
小山さんは「ありがとう」って笑っていってくれた。
.....間に合って良かった。(^^ゞ ライダーって、新しいモノよりもいつも使っていてケガをしていないモノなんかにこだわる。その気持ちボクもわかるんですよね。ボクの前回のレースでは......いつも レースの時に使っている今は亡き若井選手のレプリカメットをかぶらずにいたら2回も転んだし (T_T)........まぁ全然関係ないけどね(^-^;
という訳で、ギリギリのところでグローブを渡すことが出来た。その直後、スタート1分前の合図。クルーが、すべてをライダーに託す瞬間である。頑張って欲しい。ただ、それだけを.....................。


 サーキットがまるで地響きを上げるようだ。高鳴る排気音と共に観客の歓声も上がる。場内は、 3..............2...............1 この瞬間だけ静まり返る。スタート!!
周回を重ねる、レースはSUZUKIの2台が飛び出す形に、後を追いかけるkawasaki勢とホンダ勢その間をYAMAHAの吉川和多留選手、その後kawasaki勢はホンダの伊藤真一選手に遅れをとる。...........トップグループはそんな感じである。
小山選手は、21番スタートで18番手に上がっている。すぐ前には、ジャンプスタートに成功した浅井一朗選手が。 だが小山さんは何とか数周で抜きさる。やはり一朗選手はブレーキが利かないで 苦しんでいるようだ(^^; 頑張ってぇ〜(小さく応援)
順調に周回を重ねていると、後ろからYAMAHA磐田レーシングが迫ってきている。「おぉーい刺されちゃうよぉ〜」などと頑張って応援しているが、さっぱり順位がわからなくなってきた。そう、 周回遅れが出てきたからだ、もうトップ以外はさっぱりわからない。必死になって順位を数えるように指示されるが................もう、全然自信がない(滝汗)..................。そうこうしている間にレースが終わったのだった.....。
1Lapされてしまい周回遅れになってしまったが、結果17位完走。 出走台数31台中完走23台という、結構荒れたレースだった。ともかくも完走したので結果をだせた。お疲れさまでした!

 筑波サーキットの受付でリザルトをもらい、トラックに戻った。もうすでに大体の荷物は積み終わっていて、その後サーキット近くのレストランへ向かうことになっていた。ファンデーションのスポンサーで時々レースにも出場する藤巻さんがみんなにご馳走してくれることになっていた。........しかし、全日本250ccクラスのチームデイトナ ZEROの宮崎敦選手が、トークショウに行ったきり戻ってこない(T_T)。宮崎さん待ちになった。(^^ゞ 
小山さんは藤巻さんと 共に一足先にレストランへ.......(僕らが着いた時はホッとゆるんでビール飲んでました。《注意:帰りの運転もすべてボクが行うため、けして飲酒運転ではないです》)
宮崎さんが帰ってきた!チームデイトナのピットクルーの皆さん(結構仲良くなれたので嬉 しかったっす。優しくて楽しい人たちでした)とファンデーションのメンバーがやっと揃い、打ち上げへ。『お疲れさま!』ということで、食事は一時間ほどで終了。ボクはハイエースの運転手へと変身! 最後の仕事である。後ろにはスペアの916が積んである......緊張しながら安全運転したのだった。。。そして、ファンデーションへ無事到着。積み下ろし作業も終わり、いい汗をかいたところでちょいと一休み。。。名越さんのImacでホームページにある掲示板でチェックする。たくさんの人からの応援メッセージをみながら、楽しいひとときを一緒に過ごした仲間として、みんな和気藹々と色んな話をして時間が流れていった。
3日間の疲れを忘れるひとときだった。

 本当に、みなさんありがとうございました。いつかまたお会いしましょう!!

 かなり長い文章でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。ご意見、ご感想お待ちしております。m(_"_)m
 

福上岳さんの主催するサイトGOOSE CLUBへ
http://www.geocities.co.jp/MotorCity/2544/g_club.html


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