checker
bott
back next
 予選が始まる直前のピットロードで、2000年度全日本選手権スーパーバイククラスの チャンピオン争いがここでも!という光景が?........井筒選手のお下がりを着ているのは私、名越ですが、その隣には2000年度全日本選手権スーパーバイククラスのチャンピオン争いを井筒選手と最後まで争った、スズキのワークスライダーである梁明選手がチーム阪神ライディングスクール時代に使用していたツナギを纏った選手が......。そんな二人に鋭い視線をなげかけているのは佐野選手でしょうか。
photo
 さて、MTクラスの予選がまもなく始まります。最近は最初の5分が慣熟を目的としたフリー走行、その後グリーンフラッグが振られると予選タイムの計測が始まるという システムになっています。このシステムになる前はタイヤが暖まらないうちからアタックに入って転倒してしまうライダーが多かったりしたので、この方法はとても良いと思います。
photo
 予選の時にはタイム差があるライダーが同じコース上を一緒に走るので、いかにクリアラップを走れるかということが非常に重要となってきます。私の場合は、昔はただただ目を三角にして前のライダーを追いかけ、抜ける相手は抜いてゆく、というようながむしゃらな走りをしていました。しかし最近は年をとってずるくなったせいか、 年季のせいか、タイヤをある程度暖めた後はちょっとペースを落としながらも後続に抜かれないようにして自分の前にクリアなスペースを作り出し、それからタイムアタックをするというようなことが出来るようになりました。
このやり方が功を奏したのか、予選結果は3番手。タイムも2秒588と溝付きタイヤでの自己ベストを出す事が出来ました。
予選が転倒やトラブル無く無事に終われば、ちょっと一息つくことが出来ます。1週間前の練習で転倒し、今回は怪我を押して出場している横山選手はちょっとつらそう です。(中央のオレンジのツナギ)
photo
 それでも発表された予選結果表を見ながらみんなで一喜一憂。タイムが出ても出なくても、みんなそれなりの思いを込めて結果表に見入ります。
photo
 レースですから、たまには転倒する事だってあります。マシンが壊れてしまったのはお気の毒としか言いようがありませんが、大きな怪我が無かったのがなにより。体が無事だということが一番大切です。皆さん趣味でレースをやっているのですからね。
photo
 今回は某雑誌社がドゥカティでレースをしている人を対象に取材をしていました。1 台1台丁寧に写真を撮り、インタビューをして、さぞ大変だったと思います。でもみんなに必ずする質問が、「なぜドゥカティでレースをするのですか?」とか、「なぜ ドゥカティが好きなのですか?」というような抽象的で答えにくい質問ばかりだったのが残念と言えば残念でした。こんな質問に取材された人が答えに詰まってしまったら、「じゃあ例えば、たまたま最初からVTRを持っていたとしたら、わざわざドゥカティを買わずにVTRでレースをやってましたか?」とか、「このマシンを全損にしてつぶしてしまったら、次もドゥカティを買ってレースしますか?」とか、このくらいの質問は考えていてほしかったと思います。
photo photo
 さて、そんなことをしている間にいよいよ決勝レースのスタート進行が始まりました。スタート前チェックが済んだマシンはコース上に引き出され、予選結果にて決定 されたグリッドに並ぶことになります。
photo
 我々MTクラスの選手がグリッドにマシンを押して並べているときに、コース上ではその前に行われたACTクラスの表彰式が行われていました。TFDチューンのM900を駆ったフナキ選手は見事に優勝を飾り、表彰台の真ん中に立っています。
photo
 そして同じマシンでMTクラスにダブルエントリーしている彼は表彰台からグリッドへ 一目散。燃料はいつ入れたのでしょうか?タイヤには表彰式の時の土と芝生がついていました。
photo
 こちらは佐野選手。カメラを向けるとパフォーマンスを演じてくれたのですが、残念 ながら逆光となってしまってうまく写りませんでした。
(shinyoさん、ゴメンナサイ!....ushioh)
photo
 こちらは沖山選手。久しぶりのレース出場のようです。後ろでマシンを支える飯生選手は今回はマシン製作が間に合わずお休み。5月のトランスエコーに照準を合わせているとのことです。(すいません、部品がなかなかこなくてエンジンが組み上がらなかったんです。)
photo
line
back next