名車復活計画__その2__888SPS__TFD弐号
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 画像は車体周りを組み立て中の様子です。とりあえず有るものを思いつくままに取り付けてゆき、問題があればその都度解決してゆきます。
 メーターパネルも取り付けました。 これらの部品は元々この車両に使われていた部品そのものです。スピードメーターの走行距離は2,844kmを指していますが、これはこの車両がスピードメーター装着の状態で走行した距離です。サーキットではスピードメーターを外して走っていましたから、実際の走行距離は2,844kmプラスサーキットでの走行距離、ということになります。常識的に考えて、双方を合わせても1万キロは超えていないでしょうね。
 エアファンネルは社外品が使われていましたので、オリジナルに戻します。こんな時のために在庫してあったオリジナルの新品です。これが最後の在庫です。
その隣は組み上がったエアボックス周辺の様子です。エアボックスの上側からエアフィルターを通ったフレッシュエアーがボックス内に流れ込む仕組みですが、SPシリーズ中、SPSだけはフロントカウルからダクトに導かれて吸入空気がエアボックスの中に直接入るようになっています。
 バッテリーサポート周辺の作業も一段落です。バッテリーサポートは社外の小さな物が使用されていたため、オリジナルの新品に交換です。セルモーターに繋がる太いケーブルも造り直しました。
 水温センサー(ECUに送られる信号の)は前回の時と同じ手法でオリジナルとは違う場所に取り付けました。その理由は、オリジナルの場所では正確な水温を測定する事が難しいと考えられるからです。ただし前回はリアシリンダー側のウォーターユニオンにセンサーを取り付けましたが、今回はフロントシリンダー側にしました。これは748/996RSの2000年と2001年モデルで採用されていた手法です。若干ハーネスの長さが足りなかったので、延長アダプターを製作しました。
 水温計用のセンサーはリアシリンダー側のウォーターユニオンに取り付けました。こちらはハーネスの長さに問題は無く、そのまま取り付ける事が出来ました。
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